2011年5月30日

近江産業が事業合理化 鶴浜で鋼板一極加工

 近江産業(本社=大阪市大正区)は、コイルセンター(CC)を軸にした、総合薄板加工事業で生き残りを目指す。主力工場の本社・鶴浜鉄鋼センターは、6月末でショット加工から撤退し、南港地区(住之江区)のコイルセンター機能を鶴浜に集約する。作業は11―12月には完了予定で、費用は約5億円。薄物から厚物までを一極で加工できる体制を整備、月間能力は2万2000トンとなる。人員については来年夏をめどに40人程度削減し、130人(グループ、実習生を含む)程度とする。

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