2011年12月5日

東京製鉄 高松、来春に生産停止 線材から撤退

 東京製鉄は2日、2012年3月末をめどに高松工場の生産を停止すると発表した。同工場では異形棒鋼、線材を製造しているが、異形棒鋼は岡山工場で代替し、線材は撤退する。

 同工場の生産品種である異形棒鋼、線材は、リーマン・ショック以降、メーンである国内建設需要の減少が激しく、低迷が続いている。同工場の収益改善に向けて、施策を講じてきたが、先行きも生産量の大幅な回復は見込めないことから、生産停止を決めたもの。

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