2012年2月23日

高炉、造船厚板商談 1・3万円下げ決着

 国内高炉メーカーと大手造船メーカーとの2011年度下期(10―3月)の厚板ひも付き商談は、上期に比べトン1万3000円程度の下げで決着しつつあるようだ。

 個別交渉のため詳細は不明で、向け先別にバラツキもあり、交渉を継続しているケースもある。原料価格が下落したこと、輸出と国内向けの内外価格差が広がっていること、POSCO材の採用が増えているなど、輸入材との競争を強いられる中、新規受注に苦戦する造船側の値下げ要求に押し切られた格好だ。

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