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2024.3.25
2012年7月9日
アジアの鉄鋼業界は「原料構造不況」に「需給構造不況」が重なる厳しい局面を迎えている。主原料の価格高騰と契約期間の四半期化による構造変化で収益が悪化しているところに、中国や韓国の鉄鋼増産による需給緩和が追い打ちをかけ、高炉メーカーの多くが赤字経営を余儀なくされている。
供給過剰はしばらく続き、生産回復や販価改善も時間がかかる見通し。高炉メーカーにとってはコスト構造改革による競争力強化が、最大のテーマとなっている。
供給過剰はしばらく続き、生産回復や販価改善も時間がかかる見通し。高炉メーカーにとってはコスト構造改革による競争力強化が、最大のテーマとなっている。