2012年7月18日

山陽特殊製鋼、60トン連鋳設備が本稼働

 山陽特殊製鋼は17日、コスト削減および品質向上を目的に、約150億円を投じて建設を進めていた60トン連続鋳造設備が完成し、6月20日に竣工式を行ったと発表した。今月1日から本格稼働を開始しており、順調な立ち上げに成功している。

 同設備の導入は、進行中の第8次中期経営計画(2011年度―13年度)の大きな柱で、非価格競争力とコスト競争力の一層強化により、国際競争力のある企業体質の確立につなげる。