2013年11月26日

神戸製鋼、自動車用ハイテン 日米中シェア3割へ

 神戸製鋼所は日本、米国、中国の自動車主要3市場で、2020年までに60キロ級以上の自動車用の高張力鋼板(ハイテン)で30%以上のシェアをめざす。米国に続いて中国でも冷延ハイテン専用の連続焼鈍ライン(CAL)立ち上げを決め、日米のめっきハイテン、日米中の冷延ハイテンではシェア確保の道筋が見えている。欧州での技術提携を通じた供給体制を含め得意なハイテンの素材技術にホットスタンプやロールフォーミングなどの加工技術を組み合わせることで高度化する自動車ハイテン需要に応じる。