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Ni系ステンレス冷薄市況、2年ぶり30万円乗せ

 関東地区のニッケル系ステンレス冷延薄板(SUS304、2ミリ、仲間売り)市況が続伸している。17日現在、中心値は2年2カ月ぶりにトン当たり30万円に乗せた。都内大型物件の内装材や、住宅リフォーム需要の増加を背景に、市中の取引量が増え、荷動きが活発化している。製品原料となるニッケルの国際価格が数カ月間、安定的に推移していることが需要家サイドの心理的安心感にもつながっており、仕入価格が上昇した流通業者による再販価格への転嫁が進む。クロム系冷薄(SUS430)も建材向けの出荷が増えており、総じて需給はタイト化しつつある。