2014年3月24日

新日鉄住金エンジニアリング、ドイツの環境プラントエンジ買収

 新日鉄住金エンジニアリング(高橋誠社長)は24日、イタリアの最大手ゼネコンであるサリーニ・インプレジーロ社(本社=ミラノ市)から、ドイツの環境プラントエンジニアリング企業であるフィジア・バブコック・エンヴァイラメント社(FBE社、本社=グーマスバッハ市)の全株式を取得することで19日に合意したと発表した。新日鉄住金エンジとしては初の企業買収で、買収金額は1億3900万ユーロ(約196億円)。高橋社長が東京・茅場町の鉄鋼会館で会見し、「欧州市場に本格進出し、ストーカ炉で東南アジア市場を狙う。将来的には製鉄プラントなど環境以外の分野でも機能を発揮していきたい」と語った。