2014年3月31日

サミットスチール、来期扱い103万トン目標

 サミットスチール(本社=大阪府泉大津市、北山武史社長)は来期(2015年3月期)、取扱量で今期実績見込み比2%増の102万―103万トンを目指し、一定水準の利益確保を計画している。自動車向けの数量維持を図る一方、建材向けの売上高比率は現状の15%から、中長期的に20―25%にする。設備投資は6月に、山口工場の大型スリッターが薄物対応できるよう補助スタンドを導入する。加工品質向上のため、大阪工場と滋賀工場の大型スリッターに、表裏面の疵探傷検査装置導入を検討している。