2014年4月24日

日本鏡板工業、ベトナム工場大幅増強 圧力容器 一貫生産体制を整備

 日本鏡板工業(本社=大阪市西淀川区、小林三郎社長)は、ベトナム子会社のRKエンジニアリング(本社=ハイフォン市、土屋譲社長)で現地工場の大型第2期工事を行っていたが、今年3月に完了した。工場棟2棟を増築するとともに、鏡板の製作設備1ラインと熱処理炉1基などを新設した。これにより、圧力容器や動力ボイラーについては鏡板の製作から製缶、最終熱処理作業までをワンストップで自社生産できる体制を整備した。今後はベトナム国内だけでなく、東南アジア、日本向けの圧力容器などの受注・生産を増やしていく方針。