2014年7月1日

鉄スクラップ、韓国 底入れ感台頭

 韓国の鉄スクラップ市況は、南部地区を中心に7カ月ぶりに底入れ感が台頭してきた。日本などの海外市場の上伸と韓国内主要電炉の工場在庫が130万トン割れしたことから、メーカーの買い意欲が高まっている。現代製鉄は4日から3工場でトン当たり5000ウォン(500円)の値下げを通告しているが、追随するメーカーは現状では無い。一部メーカーは「特別枠購入」を実施する動きがあり、実質的な値上げとなっている。

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