2014年8月15日

関西地区・中板市場、盆明け後の引合い期待

 関西地区の中板市場では旧盆休み明けの引き合いの動向次第では市況の立ち直りのきっかけとなる、との期待感が出ている。現在、市況は6万3000―6万4000円(トン当たり、3・2ミリ厚の4×8サイズ、コイルセンター出し値)どころを弱含みの展開で、扱いコイルセンターは採算が確保できていない。ただ、建築を軸にした秋需が本格化すれば、需給環境が一変するとの見方も出ており、流通サイドとしてはこれを材料に安値対応の回避に動きたい考え。