2014年10月14日

鉄スクラップ 関西輸出価格、大幅下落

 関西鉄源連合会(会長=黒川友二・扶和メタル社長)は10日、第44回鉄スクラップ共同輸出入札を行い、トン当たり3万10円(大阪湾岸FAS・H2)で成約した。中国の鋼材・ビレット輸出攻勢が鉄スクラップ市場にも影響し、韓国や台湾など東アジアの主要市場における鉄スクラップ需要が低迷。先月16日実施の前回比では3140円安と大幅に下落、日本からの輸出価格は3万円割れ目前に迫っている。