2014年10月27日

JFEスチール、高伸びハイテンGA 伸びフランジ型開発

 JFEスチールは27日、高伸び特性を維持しながら伸びフランジ成形性に優れる高張力合金化溶融亜鉛めっき鋼板(ハイテンGA鋼板)の開発に世界で初めて成功したと発表した。自動車骨格部材向け590、780、980メガパスカル級で開発。伸びフランジ成形性の指標となる穴広げ率が従来の高伸びハイテンGAに比べて約2倍に向上しており、高強度鋼板の適用が難しかった複雑形状の自動車骨格部品への採用が期待されている。同製品は西日本製鉄所福山地区で生産。すでに一部の自動車メーカーに対して、サンプルを提供している。