2014年10月31日

新日鉄住金 経常、一転増益1763億円

 新日鉄住金は30日、2014年4―9月期の連結経常利益が前年同期比1・5%増の1763億2100万円になったと発表した。主力の製鉄事業の収益好転などにより、前回の13・6%減益予想から一転増益となった。純利益は前年同期比2・9%減の1122億4700万円で、従来予想の850億円から上振れた。未定としていた15年3月期の連結売上高予想を5兆6500億円(前期5兆5161億円)、純利益予想を2500億円(2427億円)と開示し、経常利益予想は4000億円(3610億円)で据え置いた。ROS(売上高経常利益率)は7・1%(6・5%)に改善する。配当は中間期予想の1株2円を据え置き、期末は未定のままとした。

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