2014年11月20日

神戸製鋼、薄板ハイテン 海外生産を拡大

CALが入る新工場
 神戸製鋼所は得意な薄板ハイテンの海外生産を伸ばす。米国の合弁事業で昨年稼働した連続焼鈍設備(CAL)は冷延ハイテンで需要家の認証取得手続きが進んでおり、能力の7割程度まで立ち上がってきた。2017年以降はハイテンだけでフル生産したい考え。中国の合弁CALは建設が順調に進んでおり、16年初の稼働に向けて、現地の自動車メーカーに営業活動を開始した。米国、中国ともに合弁事業を通じて冷延ハイテンの現地生産を軌道に乗せ、各市場でのシェア拡大を図る。 プロテック・焼鈍プロセスC (2)

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