2014年12月16日

伯ナミザ鉄鉱石事業統合比率 CSN持分88.25%

 伊藤忠商事、JFEスチールなど日本勢、韓国勢、台湾勢が参画するブラジルのナミザ鉄鉱石事業が、伯鉄鋼大手のCSNの鉄鉱石事業と統合する際の持分比率が固まった。CSNが12日公表したところでは、統合会社に持ち寄る現金、負債を除くベースで、CSNが統合会社の88・25%を、日韓台の企業連合は11・75%を保有する。最終的な比率も現金、負債によって調整される条件が付いており、2015年末までの手続き完了に向けて細部を詰める。