2014年12月18日

OECD、能力増強抑止で一致 南アで鉄鋼委

 経済協力開発機構(OECD)の第77回鉄鋼委員会が12日、南アフリカのケープタウンで開かれ、中国などOECD非加盟国も交えて過剰能力問題などについて意見交換した。政府の支援などによる市場歪曲的な新たな能力増強をあぶり出すために、新規投資案件をリストにまとめる作業が進んでおり、各国での事実確認などを経て、リストを公表する。まずは案件情報が主体になる見込みで、今後調査が本格化する資金源など、どこまで盛り込めるかも今後詰める。