2017年7月5日

鉄産懇佐伯会長「特殊鋼棒線にタイト感」

 鉄鋼産業懇談会の佐伯康光会長(新日鉄住金副社長)は4日の会議後、製造業をはじめ国内の鋼材需要は総じて堅調と述べた上で、「特に特殊鋼棒鋼線材の受注が9カ月連続で前年同月比5―10%増のペースにあり、タイト感が強まっている」と強調し、「(特殊鋼棒線は)足の長い品種なので、先行指標として主要用途である自動車、建機、産業機械の鋼材需要の底堅さを裏付けている」との見方を示した。

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