2017年7月5日

扶和メタル、鉄スクラップ中国から輸入

中国から鉄スクラップ数千トンを調達
 扶和メタル(本社=大阪市、勝山正明社長)はこのほど中国から鉄スクラップ輸入を行い、調達した数千トンのうち、1500トンを国内電炉メーカー向けに試験的に納入した。中国の鉄スクラップ輸出動向については「先行き不透明ではあるが、流通量の多さから今後も一定量が輸出されるとみられる」(勝山社長)ことなどから、扶和メタルでは国内メーカー向けの新たな供給ソースとして調達ルートを確保するとともに、三国間貿易などの海外事業を積極展開するための商材として活用していく考えだ。