2017年10月4日

神戸製鋼所、造船溶接を自動化 新ロボットシステム開発

 神戸製鋼所は4日、造船分野向け溶接ロボットシステムの開発、販売を開始したと発表した。同システムは、船舶建造時に大型ブロックを組み立てる工程(造船大組立)でこれまで適用が困難だったロボットによる自動溶接を可能にするもので、造船現場での省人化や生産性向上、溶接品質向上に貢献する。溶接作業時間は、従来比で平均20%削減できる。目標販売台数は初年度で5システムで、売上高で約8億円。