2017年11月28日

新日鉄住金、建材取引是正推進へ 納期・販価明確化 生産性向上目指す

 新日鉄住金では建材事業分野で、建設マーケット全体での生産効率の向上を目指し、契約段階で納期や販売価格などを明確化といった内容とする取引へと是正する活動を進めている。すでに取引先への説明を始めており、ゼネコン、施主なども含めて理解を広めていく考えだ。従来は口頭ベースでの契約が多かったが、納期、価格といった基本事項を明確にすることで事前に生産計画が立てやすくなる。これにより建設に関わる業界の生産性向上につなげていきたい考えだ。