2017年12月18日

紅忠コイルセンター関東、今期販売8万トン超へ

 伊藤忠丸紅鉄鋼グループの紅忠コイルセンター関東(本社=埼玉県富士見市、佐藤亮社長)は2018年3月期に期初計画の販売量8万トンを上回る見通しだ。主力の電機向けが下期も好調を持続し、自動車や建機、建材も堅調に推移。6月には単月では過去最高の社内加工量を記録するなど、工場はフル稼働が続く。ただ、来年度から始動する次期3カ年中期計画では設備能力の増強は行わず、生産性の向上に加えて委託加工先のパートナーとの協業を深化させることで、販売量を上積みすることを目指す。