2018年7月4日

鉄スクラップ 米相場3カ月ぶり反発

 米国鉄スクラップ相場が約3カ月ぶりに反発した。商社などによると、海外市況の指標となる米国コンポジット(ピッツバーグ・シカゴ・フィラデルフィアの東部3地区平均)は現地2日時点で、前週比6・67ドル高のトン当たり345・17米ドル(HMS・No.1、約3万8600円)。鉄筋棒鋼の需要回復などからトルコ鉄鋼メーカーが輸入鉄スクラップ調達を積極化し、同国向けの鉄スクラップ輸出市況の上昇したことが影響したとみられている。

スポンサーリンク