2018年9月3日

高力ボルト不足顕著化 工期遅延発生 鉄骨需要に懸念材料

 東京オリンピック開催に向けた施設建築や首都圏および全国主要都市での再開発、工場や商業施設、ホテルなどの民間投資などで、全国的に鉄骨需要が旺盛に推移している。しかし、鉄骨製作業者(ファブ)や現場建方などでの人手不足、プレスコラムの不足に加え、ここへきて高力ボルトの不足が顕著化。工期の遅延や着工の延期などの事態も発生し、今後の鉄骨需要に対する懸念材料となっている。