2018年9月10日

世界の造船手持ち工事量、1億5000万総トン台回復 18年2四期

 日本造船工業会がまとめた2018年造船関係資料によると、18年第2四半期末段階の世界の造船手持ち工事量は、4707隻(前年末比2・4%増)、1億5035万総トン(同4・6%増)となった。2年ぶりに増加し、1億5000万総トン超に戻した。このうち日本は756隻(同2・6%増)、3226万総トン(同6・1%増)と増えた。これまで世界的に手持ち工事量は減少を続けてきたが、海運市況の回復も映し、持ち直しの動きに転じた。日本は隻数、総トン数とも増加。総トン数は3年ぶりに増えた。日、中、韓とも隻数、総トン数とプラスだった。