2018年9月25日

三菱商事、豪BMA生産性向上へ デジタル技術活用 次世代鉱山に変革

 三菱商事の金属資源本部は保有資産の価値向上の一環として、世界最大の原料炭海上貿易サプライヤー、豪BMA事業の生産性向上に引き続き取り組む。BMAの生産量は昨年のサイクロンによる影響から回復傾向にあるが、事業環境改善に伴う変動費の上昇などコスト上昇が避けられない厳しい環境下、地道な施策の積み上げで生産性を向上する。加えて鉱山操業のデジタル技術活用の取り組みとして、輸送用トラックの無人運転なども検討し、事業パートナーの資源大手のBHPと連携して次世代の鉱山事業に向けた変革を進める。