2018年10月2日

日立金属、高周波特性材の量産開始

 日立金属は2日、高周波特性に優れたソフトフェライトコア材料「ML27D」を開発し、今月から量産を開始したと発表した。同材料は高周波帯における低磁心損失の特性を持ち、ネットワーク機器や自動車、スマートフォン搭載部品のさらなる小型化、省エネ化に向けた適用が見込まれる。同社はML27Dの生産開始により、高速スイッチング素子の高周波領域を全てカバーした。日立フェライト電子と日立金属(香港)番禺工場で生産する。

スポンサーリンク