2018年10月9日

フルサト工業、グッドデザイン賞受賞 ブレースカバーに意匠性

フルサト工業(本社=大阪市、古里龍平社長)のブレースカバーシリーズ「MEDA」が、2018年度グッドデザイン賞(主催=日本デザイン振興会)を受賞した。

MEDAブレースカバーシリーズは、耐震構造部材であるブレースに意匠性を付加し、隠さず見えるままにすることを可能にした。通常ブレースは壁内などの見えない部分に配されるが、建築デザインが多様化する中でブレースの露出が可能となることで自由度がアップ。引張部材を露出で使用する場合、意匠性を考慮した高価なテンションロッド等が採用されていたが、MEDAを利用することにより意匠性をクリアした安価なブレースを使用することができる。また、鋼板の角やねじ山などのシャープな部分をカバーすることで安全面にも考慮しているほか、柔軟な素材を選定することでヒンジ部をもうけることができ取り付け作業を容易になるとしている。

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