2018年10月17日

世界鉄鋼協会東京大会 好環境時に課題対応を

 世界鉄鋼協会は16日、正副会長らが会見し、需要見通しなどを明らかにした。東京大会で1年の任期を終える進藤孝生・新日鉄住金社長は原油安、環境問題、メガトレンドと言及していた鉄鋼業の課題に対して、環境の先端技術を普及させる取り組みなど協会の委員会で議論を重ねたと1年間を振り返った。鉄鋼業の枠にとどまらない昨今の通商問題などリスク要因は多いが、世界経済の環境が良い時に課題に対応することが大事とする考えを示した。