2018年10月31日

JFES倉敷 第2高炉操業トラブル 粗鋼40万トン減産へ

 JFEスチール西日本製鉄所・倉敷地区の第2高炉(炉容積4100立方メートル)で、先週23日、炉内悪化による出銑不調の操業トラブルが発生したことが分かった。第2高炉は臨時休風を実施し、現在は操業休止中。送風設備周辺のトラブルとみられ、再開に向けた努力が続けられているが、操業再開は11月中旬の予定。さらに、高炉炉内の状態が安定するまでは低出銑の操業を余儀なくされ、通常に戻るのは12月下旬となる見通し。これにより、復旧まで倉敷地区の10月以降の粗鋼生産量は計画に対して、40万トン規模の減産となる。倉敷地区の四半期粗鋼生産量の約20%(全社の四半期粗鋼生産量としては約6%)に相当する。

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