2018年11月9日

10-12月粗鋼計画 2四期ぶり増2652万トン

 経済産業省が8日まとめた2018年度第3四半期(10―12月)の鉄鋼生産計画によると、粗鋼は前期比3・4%増の2652万トンと2四半期ぶりに増える。鋼材生産は需要が好調な国内向けが伸びる一方、供給余力の制約などから輸出向けは減る。経産省金属課では高水準の在庫など国内需要動向に留意するうえ、中国市場の動向や通商摩擦など海外の変動要因も見極めた慎重な生産対応が必要としている。

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