2018年12月4日

鉄スクラップ国内相場が続落

 国内鉄スクラップ相場が先週末に続落した。東京製鉄が1日からの鉄スクラップ購入価格を全拠点で一律トン500円引き下げ、各地区電炉各社も同日から購入価格の引き下げを実施。中国鋼材価格急落やビレット市況の急速な軟化を受け、アジアの鉄スクラップ輸出価格も一段安となったことなどが値下がりにつながった。大阪地区では指標品種となるH2の一部電炉買値が昨年8月以来、約1年4カ月ぶりにトン3万円を下回っている。

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