2018年12月4日

厚板シヤ工組 10月切断・出荷量、2カ月連続で増加

 全国厚板シヤリング工業組合が29日発表した2018年10月の鋼板流通調査によると、厚中板切断量は前月比1万3832トン、9・3%増の16万1813トン、出荷量は2万772トン、12・1%増の19万2661トンとなった。切断量、出荷量ともに2カ月連続して前月実績を上回った。切断量は1万トン以上増え、16年3月以来の16万トン台乗せとなった。出荷量も2万トン以上も上げ、19万トンを超えた。月末在庫は同3746トン、1%減の37万2223トンと5カ月続いてのマイナスとなった。在庫率は同22・5ポイント減の193・2%で2カ月続いてダウンした。