2019年1月24日

神戸製鋼所、樹脂用の混練造粒装置 ポリプロピレン向け 最大規模を受注

 神戸製鋼所は23日、海外の大手石油化学プラントメーカー向けに、ポリプロピレン用大型混練造粒装置LCM350EXを受注したと発表した。ポリプロピレン向け装置としては過去最大規模の60トン/時の生産量を持ち、受注額は約15億円に上る。同装置は東アジア地区で建設される計画で、2020年に出荷する予定だ。今後も世界のプラスチック生産量は増加が予想され、関連機械も需要増が見込まれる。樹脂用混練造粒装置市場で世界シェア37%を有するトップメーカーとして、34カ国に約250台の納入実績を持っており、今回の受注を契機に、年間300億―500億円程度の市場規模の樹脂用混練造粒装置市場でシェア拡大を目指す。