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2024.3.25
2019年1月25日
関西地区の異形棒鋼市況は年始以降も6万7000―6万9000円(トン当たり、ベースサイズ、メーカー直送)どころで足踏み状態となっている。需要の季節要因やスクラップ下落を受けて、ゼネコンが買いを控えており、流通は唱えを上げづらい状況となっているため。ただ、メーカーはベースサイズを中心に、ロールが埋まっているうえ、電極や運賃のコストアップが続く中で、強気の製品販売の姿勢を継続しており、流通としては安易に下げ対応にも動けないポジションとなっている。地区の流通業者は「年度末までこの状況が続くのではないか」とみている。