2019年1月29日

日本金属 ステンレス樹脂複合管、分析機器に採用

 日本金属は29日、このほど開発したステンレス鋼製溶接引抜き管と樹脂との複合パイプが、分析機器メーカーで高速液体クロマトグラフィー(HPLC)用カラム(試料の分離を行う容器)に採用されたと発表した。高強度材の適用によりHPLCカラムを小径・軽量化するとともに、従来材と比較して高い寸法精度により分析機器の高速・高精度化に貢献する。今秋から量産化を開始し、今後3年をめどに国内製複合パイプの国内市場シェア100%を目指す。