2019年3月6日

新日鉄住金君津、第5コークス炉本稼働

 新日鉄住金はバドアップ工法で全面改修していた君津製鉄所(千葉県君津市)の第5コークス炉を本格的に稼働させた。昨年10月に同炉B団を稼働させたのに続き、A団が先月28日に初装炭して操業したもので、3月1日には窯出し作業を行った。君津では全5基のコークス炉を構えているが、第4炉は2017年1月までに改修・稼働させており、今回の第5炉の稼働で、同所として2基目の全面リフレッシュとなる。単独製鉄所としてコークスの自給にほぼメドをつけた格好で、第4高炉の出銑比向上などを視野に入れながら鉄源競争力の強化を進める。

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