2019年5月9日

全国CC工組18年度出荷、3年連続増1670万トン

 全国コイルセンター工業組合(理事長=鈴木貴士・五十鈴社長)がまとめた流通調査結果によると、2018年度のコイルセンター出荷量は前年度比2・4%増の1670万1095トンと3年連続の増加となった。前年度に続き、自動車や電機向けが好調で、建築需要も底堅く推移し、リーマン・ショック翌年の09年以降では最高となった。ただ、関東以北は2年連続のマイナスとなるなど、地域でばらつきが見られる。下半期からは伸びも鈍化し、3月単月では前年同月比マイナスに転じており、先行き不透明感も漂う。

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