2019年5月22日

松田商工 第2工場 1200トンベンダー本稼働 曲げ専用ヤードへ

 厚板溶断加工の松田商工(本社=千葉県浦安市鉄鋼通り、松田明社長)は二次加工部門強化として、浦安鉄鋼団地内の第2工場に1200トンベンダーを導入、本格稼働を開始した。老朽化した1000トンベンダーを更新。長さ6500ミリ、厚さ100ミリまでと長尺、極厚曲げ加工に対応可能とした。特に高さ4メートルのホッパー(円錐)ロールを成形加工でき、タンクなどの大型製缶部品・部材のニーズを捕捉していく。さらに第2工場に本年6月200トン、9月に300トンのベンダー各1基を増設し、ベンダー加工の能力を高める。同工場を折曲加工専用とする方向で、生産性の高い加工工場として体制整備に取り組む。