2019年6月14日

マスタースチール、ドリルマシン新設 厚板精密穴開け内製化

 北鋼シャーリング(本社=福井市若栄町、増田敏二社長)は、グループ会社であるマスタースチール(福井市石橋町テクノポート内)に今年5月、タケダ機械製のドリルマシン「ABP1530G」を新設した。6月から本格稼働させる。他社に外注していた厚板の精密穴開け加工を自社に取り込むとともに、タップ加工まで手掛けることが目的。今後、建築や板金、製缶向けなどでの穴開け・タップ加工の受注を強化していく方針。また、鋼板の二・三次加工についてはグループで設備増強、さらなる分野への進出も検討していく。