2019年7月9日

7―9月粗鋼需要、2四期連続増2589万トン 経産省見通し

 経済産業省が9日発表した2019年度第2四半期(7―9月)の見通しによると、出荷等相当粗鋼需要量は前期実績見込比0・3%増の2589万トンと2四半期連続で増える。季節要因で建設、製造業とも内需が増え、輸出も設備トラブルの回復などの要因で伸びる。経産省の金属課では内外需とも緩やかな回復が見込まれるものの、高水準の薄板在庫が続き、海外では通商摩擦など不透明ななかで、慎重な対応が必要としている。

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