2019年9月12日

鉄スクラップ、関東輸出価格2万4849円

 関東鉄源協同組合(理事長=山下雄平・ヤマシタ社長)は11日、9月契約分の鉄スクラップ輸出入札を実施し、平均落札価格(H2)はFASトン当たり2万4849円となり、17年5月10日実施分以来2年4カ月ぶりに平均落札価格が同2万5000円を下回った。関東地区の電炉メーカー購入価格および湾岸価格は上回ったものの、「海外も下げ基調にあり、国内鉄スクラップ相場の下げ止まり要素にはならない。今後も市況は低調で推移するだろう」(大手ディーラー)との声が聞かれる。