2019年9月17日

大同特殊鋼 高機能ステンレス2次加工新工場計画が本格始動 

 大同特殊鋼は17日、IHIの愛知事業所(愛知県知多市)の土地や建物の一部(約21万7800平方メートル)を取得する売買契約を同日、同社と締結したと発表した。取得額は非公表だが、IHIによると、約50億円の譲渡益が発生する。引き渡しは今月20日の予定で、これにより大同特殊鋼の「新工場計画」が本格始動する。取得する土地、建物、付帯するクレーンなどを活用し、成長分野の一つと位置づける高機能ステンレス鋼(棒鋼)の2次加工「新工場」として整備する。新工場は10月に着工、来年3月の稼働開始を目指す。

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