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JFEスチール、東西全高炉をAI化 炉内状況 仮想プロセスで把握

 JFEスチールは5日、東西製鉄所(千葉、京浜、倉敷、福山)の高炉8基すべてをAI(人工知能)化した、と発表した。見える化が難しいとみられていた高炉に多数のセンサーなどを配備することで温度、圧力、振動、(水分や風の)流量など約1万点強(高炉1基当たり)のデータを自社開発のAIを使って分析し、操業に生かすデータサイエンス技術を導入したもので、最大12時間先まで予測できる成果を確認。これにより安定操業に重要な炉内の状況を仮想プロセスで把握でき、平常操業時におけるトラブル予知や、4地区の高炉操業の標準化、出銑比コントロールなどが図れる。JFEが目指す「仮想ひとつの製鉄所」に向けて前進した。