2019年12月12日

京江シャーリング、新スリッターが本稼働 板厚3.2ミリに拡大、ハイテン対応強化

有力コイルセンターの京江シャーリング(本社=千葉県浦安市鉄鋼通り、下河原英道社長)はこのほど、大型スリッターラインを全面リニューアルし、今月から稼働を開始した。老朽更新に合わせ、ライン性能の向上を図っており、対応板厚は従来の2・3ミリから3・2ミリに拡大。最大590MPa(メガパスカル)のハイテン(高張力鋼板)加工が可能となった。最新の自動化・省力化設備も導入し、生産性向上に寄与する見込みで、自社販売の拡大に生かしていきたい考えだ。