2019年12月13日

豊通グループ・タイTTAST 鋼板ブランキング加工、IoT化を推進

豊田通商グループのタイのブランキング加工拠点、TT・AUTOMOTIVE・STEEL〈THAILAND〉(TTAST)は、マザー工場である豊田スチールセンター(本社=愛知県東海市)と連携して、加工のデジタル化と予防保全を目的に、工場設備のIoT化を推進している。その一環として2年前にブランキング加工設備に振動計や温度計を設置してデータ採取を開始。本年2月にはシステムを完成させ、本格運用を開始している。加工ラインに関するデータはすでに日本と海外拠点でつなげて収集してきたが、予防保全に関するデータ収集も進めることで供給停止のリスクを可能な限り抑え、供給の安定化に努めていく考えだ。

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