2020年1月10日

20年賀詞交歓会 日本高周波鋼業 藤井社長「高付加価値化を推進」

日本高周波鋼業は8日、東京都中央区の鉄鋼会館でグループの賀詞交換会を開催し、取引先企業91社・193人が参集した。

藤井晃二社長は「富山製造所では分塊圧延機の更新が完了し、ステンレス製品や平板の分塊圧延を開始した。引き続き小径丸材の鍛鋼品から分塊仕上げへの切り替えや、平板のサイズ拡大に向けて製造技術の確立を進めており、多機能圧延機が持つ能力を最大限に発揮して品質、コスト、生産能力の改善を追求する。また商品力強化として、プロセス開発による現有製品の性能向上、新熱間ダイス鋼、高耐食性マルテンサイトステンレス鋼、耐熱鋼などの開発を進めており、工具鋼、特殊合金それぞれの製品分野で高付加価値製品の販売拡大を実現したい」など、同社グループの取り組みを紹介した。