2020年1月21日

東京製鉄 4―12月経常益24.9%増

 東京製鉄が21日発表した2019年4―12月期の単独経常利益は、前年同期比24・9%増の148億5900万円となった。4―12月期決算の経常増益は3期連続となる。今村清志・常務取締役営業本部長は、「マーケット環境が悪化する中、鉄スクラップ価格が下落してメタルスプレッドが拡大するとともに数量を追わず、採算優先の販売姿勢で臨んだ結果、前年同期比で増益となった」とコメントした。同社は4―12月期決算結果を踏まえて、同日、1株当たりの年間配当予想を15円(前回予想は14円)に修正し、前期から同2円増配することを決めた。

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