2020年5月18日

東京製鉄 2カ月連続全種据置き 6月契約 コロナ影響見極め

東京製鉄は18日、2020年6月契約分の鋼材販売価格(店売り向け)を全品種で据え置くと発表した。全品種据え置きは2カ月連続。今村清志・常務取締役営業本部長は、「新型コロナウイルス感染は収束に至っていないものの、中国で経済活動が戻りつつあり、日本では緊急事態宣言が一部で解除されるなど、5月連休明け以降は前月に比べて明るい兆しが見え、鋼材市況は大底圏に達したと考えている。ただ、先行きの不透明感は依然拭えず、今後も新型コロナ影響を慎重に見極めるべく、全品種で販売価格の据え置きを決めた」とコメントした。

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